
男にとって結婚にメリットはあるのか…?
結婚するからには、メリットが気になるもの。
なぜならそれなりの覚悟で結婚したのに、デメリットばかりではシラけちゃいますよね。
結婚は損得では語れませんが、メリットもデメリットも存在するのは確かです。
例えば結婚することで、「時間的な自由」や、「金銭的な自由」などの「自由」の部分が不透明になり、結婚に踏み切れない男性も多いです。
しかし、「自由」を超えたメリットがあるのもまた事実です。
この記事では、男ならではの「結婚するメリット」を考えてみました。
またこの記事を読み終えると「結婚のメリット」を知れ、結婚・婚活に前向きになれるだけでなく、結婚生活をイメージしやすくなるでしょう。
- 結婚するメリットはどのような部分かを知れる
- 結婚するデメリットはどのような部分かを知れる
- 結婚・婚活に前向きになれる



それでは参りましょう!


結婚するメリットって男にとってなんだ?
世間一般で言われる結婚のメリット
一般的に上げられる結婚のメリットを調べると、以下のようなものがあります。
- 精神的に満たさせる
- 寂しくない
- 社会的信用を得る
- 人間的に成長する
- 家事の負担が減る
- 家族が増える(子どもをもてる)
- 経済的な安定
- 税金の優遇を得られる
- 人生プランを立てられる
- パートナーと思い出を作れる
- 健康的になる
- 親を安心させられる
精神的に満たさせる
お互いに信頼のあるパートナーがいることで、精神的に安定します。
「結婚の意味とは?」と聞かれると、精神面の安定は大きな部分となります。
寂しくない
イヤなことやツラいことがあっても、深く考える暇を与えないことも結婚のメリットです。
相手が自分と違う性格のタイプならなおさらでしょう。
社会的信用を得る
個人の男性から「世帯主」になると、言わば「社長」になったのと同じ。(個人によりけりですが)。「社長」の社会的信用は中々のものです。
人間的に成長する
自然と責任感を従い、自分では気づかないような部分でも、他者の目には成長が見られます。
家事の負担が減る
家事が苦手な人は負担が減ります。正確には減るというより、「分散」されます。
パートナーがいることで仕方なく家事をするにしても、気づけば一人ではやらなかったこともするようになります。
家族が増える(子どもをもてる)
そのままですね(笑)当然負担も増えますが、お金では買えない幸せですね!
経済的な安定
家庭によりますが、一人で回すより二人で回したほうが当然安定します。
ポイントは固定費を増やしすぎないことでしょう。
税金の優遇を得られる
詳細は割愛しますが、扶養控除をはじめ、出産金、子ども手当てなどの優遇が受けられます。
うまく利用すれば収入のプラスを作れるでしょう。
人生プランを立てられる
一人でも立てられますが、夫婦で立てるとなると長い目で見た時、思いもよらない場所まで連れて行ってくれるのが結婚の素晴らしいところ。
苦悩もありますが、時間をかけて二人で立てていくのは心強いものです!
パートナーと思い出を作れる
苦楽を共にする夫婦は、時間が経てば経つほど安心感のある二人に成長します。
その全てが思い出になり、ひとつづつ積み上げていくのも楽しいです。
健康的になる
一人でもきちんとするは人は別ですが、どうしても不摂生になりがち。
相手がいるなら食事も睡眠も良いサイクルにすることが可能です。
親を安心させられる
オマケ的ですが、いつまでも一人でいるより結婚したほうが安心できますよね。



一般的なメリットは上記のあたりでしょうか。
僕の感じた結婚のメリット
次は実際に僕が「一男性」として心から感じているメリットの面です。
- 帰る場所と安らぎを持てた
- 社会的信用を得た
- 自信が持てた
- 家族(子ども)をもてた
- 健康になった
- 苦楽を共にできる
- 貯蓄がしやすい



メリットは「メンタル的な面」など、精神面のプラスが多いのが注目ポイント!
帰る場所と安らぎを持てた
何よりのメリットでしょう。
ずっと一人暮らしだった僕にとって、「帰ると誰かいる」、「誰かの帰りを待つ」のはとても新鮮なこと(慣れますが 笑)。
実際に結婚して一緒に食事をする家族がいると、イヤなことも気にならなくなります。なぜなら、まずは目の前の家族のためだけに頑張る自分であればいいから。
自分の存在意義をしっかりと理解させてくれます。
家族から必要とされ、帰りを待ってくれる人がいるのは何よりの幸せですよ。
社会的信用を得た
確かに得られます。
一言で言うと、「既婚」という肩書が自分をそうさせてくれます。変化のジャンルは人によりますが、とにかく強くなります。
強くなる理由は「自分のことを受け入れてくれる家族がいる」からではないかな?と思います。強くなることで自信を少しづつ積み上げ、結果的に「社会的信用」を得られるワケです。
自信が持てた
全てにつながります。人が自信を持つのは、「人に何かをしてもらうから」ではありません。ではどのような時に自信を持つでしょうか。
それは、「人に何かをしてあげ、相手が受け取ってくれるから」です。つまり、完全に自己完結で自信を得ることはまず不可能なのです。
結婚・家庭がうまくいくと、仕事もうまくいくのは、本質の人間関係は同じだから。そのような支え合いの縮図が「家庭」です。
本当に素晴らしいです。
家族(子ども)をもてた
僕は子どもに興味は1mmもありませんでした(笑)
人の子を見て「可愛い」とは思いますが、自分が子どもなんて…非現実的だ!!と思ってました。
が、しかし!いざ自分の分身を見ると、なんともまぁ可愛いこと!!憎たらしいことも多々ありますが、トータルして幸せを感じるシーンの方が多いです。
また「子持ち」も社会的に大きく信用度を上げてくれます。
健康になった
前述しましたが、凄く健康的になりました。
それまでの僕は身長170cm弱で、体重はわずか50kgほど。ガリガリの「骨皮スジエモン」と言われるほどで、絶対に太れないと思っていました。
しかし、きちんとした3食の必要性を知り、睡眠を知り、酒とタバコを減らすことで、とても健康的に。
えぇ、だらしない男です。
今でも奥さんと子供が外泊等で数日一人になると、不摂生してしまいがちに。感謝感謝ですね。
苦楽を共にできる
ツラいことも共有できます。もちろん楽しいことも。
特に思うのが、お互い少しずつ年齢を重ねていきますが、昔の写真を見ると「あぁだいぶ成長したな…」なんてしみじみとする時。まだまだこれから良くなるぞ!と人生をイメージする時なんかですね。
反対にツラい時はやっぱり「お金」と「子育て」です(現実的 笑)。
それでもいつかは解放され、その後の人生を考えると二人でやりたいことがあったり…。他人から見たら小規模で、どこにでもありそうな家族像ですが、完全にオンリーワンな人生ですよね。
苦も楽も同じだけあるからメリハリとなり、また頑張ろう!と思えるものです。
貯蓄がしやすい
当然ひとりでいるより、2馬力の方がお金も貯めやすいメリットもあります。
お金のやりくりを考え、貯蓄をねん出するのは苦労も多いし、ケンカの原因にもなります。
しかし、逃げてはダメな問題ですよね。力を合わせて貯めたお金は、減るのがもったいない貴重なもの。
投資で増やすも良し、堅実に貯めるも良し。
貯蓄額=精神的余裕の額です。是非ふたりで貯めて見ましょう。



個人的にはメンタル面のメリットが全てをプラスの相乗効果につなげていってくれる感覚です。


結婚するデメリットって男にとってなんだ?



反対にデメリット部分にも目を向けます。



現実を見ておこうか…
一般的なデメリットはどんな部分?
- 時間の自由が減る
- お金の自由が減る
- 責任が増える
時間の自由が減る
間違いなく減ります。反対に結婚しても独身時代と全く変わらないのは異例です。
パートナーと暮らすからには、相手の生活リズムにどちらかが合わせるシーンがあるため、仕方のないことです。
二人暮らしではまだ自由も多いですが、子育てとなると特に顕著になります。
お金の自由が減る
同じく二人暮らしではお金に自由があっても、貯蓄を考えたり、子育てをするとなると当然「家族のために」お金を使うようになります。
仕方のないことですね。
そこの覚悟はある程度必要となってきます。
責任が増える
独身時代のように好きな時に好きな人と好きなことをする、というのは場合によっては「既婚者」の責任が問われるでしょう。
特に現代は男性も「家庭優先」が評価される時代。仕事もおざなりにできませんし、家庭でも同じです。
確かに負荷は多くかかってきます。
僕の感じた結婚のデメリット
個人的に感じたデメリット部分に関しては、一般的なデメリットとほぼ同じ結果となりました。
- 時間の自由は減った
- お金の自由は減った
- 個人的な自己実現は一時的に制約された



デメリットは時間やお金など、「物質的な面」が多いのが注目ポイント!
時間の自由は減った
わりときっちりタイプの我が家の奥さん。きっちり食事・きっちり睡眠など、規則正しいものを好みます。(それでプラスになっている面の方が多いです)。
自分はそうじゃないからと言って、自分だけ自由にすると、少しづつ夫婦関係にヒビが入ってきます。そのヒビを修復するには、倍の時間がかかると思っておきましょう。
当然、相手にも人格があります。
「相手にとっての快適」の為にも時間を使うシーンが多くなるのは、独身時代と大きく違うところでしょう。
お金の自由は減った
自由は減っても、少しでも貯めておきたいところです。
というのも、ずっと自由にお金を使っていた僕は、いざ小遣い制になったり、家に入れるお金が増えるととても不安に襲われました。
皆さんは堅実かもしれませんが、当時の僕と同じように自由にお金を使っている人は、気持ちのゆとりがなくならない程度の貯蓄がおすすめです。
お金の部分は、気持ちの入れ替えに時間がかかります。「あるお金でやりくりする」感覚は、結婚前にトライしておきましょう。
個人的な自己実現は一時的に制約された
例えば独立・起業などです。
子育てが始まると、大きな資金がいる起業にはリスクが伴いますよね。なのでとにかくタイミングと話し合いが必要となります。
僕の周りで子供がいながら独立をした人は、「まとまった貯えがある」人か、「失敗しないスキーム(計画・裏付け)がある」人だけです。
その時考えても回答には限界がありますが、「10年後の計画」は二人で話しておくのがとてもおすすめです。
ちなみに僕も独立を考えていますが、今現在は動けていませんし、早急に動く予定もありません。



デメリット面の「物質的な部分」は計画性がマスト。出たとこ勝負では体力も時間も消耗します!
メリットとデメリットは表裏一体!
結婚におけるパートナーとの関係性はシーソーと同じ。いかに釣り合いを保つかが全てです。
さて、長々と一般的なメリット・デメリットと、実際に僕の感じたメリット・デメリットをご紹介しました。
ここまでで何が言いたいかというと、メリットとデメリットは常に「表裏一体」なことです。
結婚におけるメリット・デメリットは、やりようでは一瞬でメリットになったり、デメリットになったりと、常に変化していくものだということです。
まさに「会社経営」と同じですね。
つまり結婚にとってのメリットも、自分が与えてもらうことや、自分だけのWinばかり考えていたら、たちまちデメリットとなります。
例えば、自分の時間を優先するあまり、相手の時間を犠牲にすればでうでしょう。自分にとっては「結婚のメリット」でも、相手にとっては「結婚のデメリット」に塗り替わってしまいますよね。



常にシーソーを水平に保つ工夫が必要ですね!
まとめ:結婚のメリットは男にとってなに?メリットとデメリットは「表裏一体」
それではまとめに入ります。
- 一時的なデメリットより、長期的なメリットも考えよう!
- やり方次第でメリットとデメリットは入れ替わる!
- メリットの主な部分は、「メンタル的な側面」が多い。
- デメリットの主な部分は、「物質的な側面」が多い。
結婚は良いも悪いもワンセットです。
短期的に見るとデメリットも目立ちますが、デメリットは物質的な側面が多いため、行動して消していくことができます。
反対に「物質的な豊かさ」を結婚の目的にしている人は…、心が満たされる結婚とは反対へと向かい、失敗率も上がります。
皆さんの結婚の目的をいま一度考えてみて、是非!結婚に前向きになっていただきたいと思います。
ということで、最後までお読みいただき、ありがとうございました。