結婚はもう諦めた……。
男性の中で「結婚は諦めた」と思う方も多いのではないでしょうか。
なぜなら年々晩婚化も進み、「いつかそのうち」と思っていたのに、気づけば結婚する意味すら見失っていたりするからです。
実際に僕も「自分が結婚するなんてあり得ない」と思っていましたからね。
また、良い出会いがないのも原因といえるでしょう。
この記事では、男性が結婚を諦めてしまう代表的な理由から、本当に諦めてしまってよいのか?を客観的に見ていきます。
またこの記事を読み終えると、結婚を諦めるべきかどうかという深刻な悩みも、少し前向きに考えられます。
- 本当に結婚を諦めてよいのか?がわかる
- 現状の諦める理由と解決する考え方がわかる
それでは参ります!
結婚を諦めた男性へ!ほんとうに諦めていいのか?
まず、男性の結婚に対する「諦め」データをE-VENZの調査で見てみます。
20代男性では4割弱の人が結婚を諦めているのに対し、30代になると5割以上の人が「結婚を諦めている」と回答しているようです。
さらに40代になると、実に7割もの男性が結婚を「諦めている」と回答していますね。
ここまで「諦め」に入っている人が多いのは、正直意外でした。
さらに詳しく見てみます。
結婚を諦めた人たちも、ほとんど後悔は見られませんね。
あくまで「今現在は後悔していない」ということなので、後悔度合は増えるかもしれませんし、減ることだってあり得ます。参考程度としておきましょう。
次に、諦めて後悔している人たちの理由を見てみます。
※女性のデータも入っています。
多いのはその他の26%、孤独・寂しいの26%。子どもが欲しかったの16%、将来・老後の不安が9%と続きます。
その他、特になし・わからないを合わせると45%になりますので、後悔している人の中でも理由がハッキリとしない人も見受けられます。
データで見ると、思ったより結婚を諦めた後悔度合いは高くないものの、年齢を重ねていくうちに後悔する可能性はあるという感じでしょうか。
男性が結婚を諦める主な理由7個
結婚を諦める原因は人により様々。しかし大筋の悩みはいくつかに分類されます。
- そもそも結婚する理由が見つからない
- 既婚者が幸せそうに見えない
- 収入に不安がある
- 結婚する自信がない
- 出会いがない
- 年齢
- 「そのうち結婚する」思考できてしまった
そもそも結婚する理由が見つからない
結婚するメリットが感じられない人です。多くの女性と違い、結婚観がハッキリしている男性は少ないものです。
例え既婚者でも「なぜ結婚したか?」と聞かれるとハッキリした返答に困る人もいます。
また、どこか結婚にメリットを感じられないと現状維持を貫く男性も多いですね。
既婚者が幸せそうに見えない
あるあるですね(笑)しかし、よく考えてみてください。幸せそうに見えないのは、既婚者の「しんどそうな部分」しか見ていないからではなですか?
普通に考えて「しんどいだけの苦行」が続くわけがありません。やはりトータルで見たら良い部分もあるから、結婚は長く続けられるのです。
例えるなら、本を数ぺージ読んだだけで面白いか否かを決めているようなものです。
このサイトでも多々出てくるワードですが、「結婚はまっさらなキャンパス」です。どんな色がのせられるかは、100%自分次第です。
他者の問題は関係ありません!
収入に不安がある
収入は気になっちゃいますよね。なかでも「今の収入で結婚できるのか?」と悩む人が多い様子。
確かに収入の悩みは、結婚の中でも大きな課題でしょう。
しかし共働きがほぼ当たり前の今、大切なのは自分の収入を増やす事よりも、パートナーが働きやすいようにフォローすることだったりします。
よほどの低収入で生活もままならない以外は、結婚ができないわけではありません。
結婚する自信がない
そもそも結婚に対して漠然と自信がないパターンです。
他人と生活するプレッシャーや、子どもを育てるプレッシャー…言い出すときりがありませんね。
もちろん僕も結婚に自信なんてありませんでした。しかし実際に結婚してみると、結婚生活自体が日常になります。
自信がないのはみんなです。
出会いがない
日々の事で精一杯で、出会いまでの行動につながらない人です。
個人的にですが、「出会ってそのまま勢いで結婚!」のパターンは20代がピークな気がします。
年齢を重ねれば重ねるほど慎重になったり、より良い出会いを期待したりと、勢いがなくなる人を見かけます。
勢いがなくなり、より出会いのアンテナが鈍り、また出会いのキッカケを無くす…悪循環に入りやすくなります。
年齢
男の盛りは3,40代という言葉がありますが、あくまで仕事やキャリアを積んで!という意味合いが強いですね。
真面目にキャリアを積んでいるうちに、人気の高いピーク年齢を過ぎてしまうこともあります。
当然一般的な傾向でしかないため、全てに当てはままらないので、気にする必要はないです。
しかし、注意すべきは「行動力」の部分。年齢とともに結婚に対する意欲が薄れていってしまうのがコワいんですね。
そうこうしているうちに日々歳を重ねていってしまいます。
「そのうち結婚する」思考で来てしまった
芸能人や一般人においても、年の差婚の話題が飛び込んできます。
なんだかんだで「男は売り手だ!その気になったら結婚はできる!」と思ってしまうこともあるでしょう。
しかし注意するのは、恋愛や結婚にもビジネスと同じで市場があるということ。
要するに、出会い人気のピークを過ぎきった男性でも、市場でその他大勢(ライバル)と特異化(差別化)ができる人は選ばれる、ということです。
結婚相手に多くを求めないなら良いですが、より理想の相手と出会いたいと考えるなら、当然相手にとっても理想の相手でいる必要があります。
少しシビアな内容でもありましたが、心当たりはありますか?
諦めずに結婚して良かったこと
僕は目先だけの漠然とした不安から、結婚を諦めていました。しかし今は後悔していませんし、結婚しなかった未来の方がコワかったりします。
結婚して良かったことはたくさんありますが、まとめて一言で言うと自信を持てたことです。
- バックグラウンドを得た自信
- 一人の女性に選ばれた自信
- 社会的信用を得た自信
- 帰る場所がある自信
- 精神的な余裕を得た自信
結婚は男をドシッと安定させ、独特の落ち着きをもたらせてくれます。
あまり小さな事でクヨクヨしたり、いつまでも悩んでいるような事はなくなりました。
当然どんな人もそうなるワケではありませんが、長期的に見てプラス要素のほうが多いですね。
パートナーとの関係性で大きく変わるので、良い人と出会いたいですね!
結婚に対する正しい情報を知る!
この章では皆さんに、結婚して良かったと思っている人と、諦めて良かったと思っている人の気持ちをまとめてみました。
結婚して良かった意見
結婚を諦めた意見
結婚は「日常」の繰り返しです。そんな「日常」の中にこそ結婚の全てがあります。
まとめ:結婚を諦める男性は将来のビジョンをしっかりと持つことが大切!
- 具体的な理由がないなら結婚は諦めないほうが良い
- 結婚を諦める理由が「出会いがない」、「なんとなくの不安」ならまず行動すべし
- 人の意見に流されず、結婚の正しい情報を知ろう
大切なのは、「結婚を諦めるべき理由」です。芯のある考えのもと結婚を諦めるなら、それもよいのではないでしょうか。
しかし生涯独身を貫くのも、それなりに覚悟が必要となってきます。
・どうせいい人と出会えないし…
・どうせ動いても結果でないし…
・どうせ諦めるしかない…
そのように「どうせ…」をたくさん並べてしまっていませんか?
とにかく一歩動いてみるのが道を開くキッカケとなります。
長い人生ですが、大きな選択ができる数は、実は少ないですよね。タイミングだっていつでもいい訳ではありません。
というわけで、男性にとって結婚を諦めることについて考えてみました。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。