結婚したいけど、収入面が不安すぎる…
結婚の舞台に立つと思うと、収入の不安がありますよね。僕自身、相当悩みました……。
しかし、収入面の不安を考えすぎると前に進めません。
なぜなら、「ここまで稼いでいたら結婚できる!」という明確な基準がないから。そうこう考えていると時間は過ぎ、より年齢を重ねていっちゃます!
基本的に男性は慎重で、「いくら稼いだら」とか、「○歳になったら」と考え、先延ばしにしてしまう人が多いですよね。
そこで一つだけ伝えたいのは、今婚活や結婚をしても、5年後にしても同じ、ということ。
(先に大きく稼げる保証があるなら別ですが)!
この記事では、そのような結婚の収入面の不安を掘り下げ、明確にしていきます。
この記事を読み終えると、収入の不安から少しは開放され、より結婚に前向きになるでしょう。
考えて不安になるのはそれだけ結婚に真剣ということです!
結婚前に収入の不安はつきもの!
よほど裕福でない限り、誰しも結婚の収入に不安を抱えています!
結婚で収入が不安な理由は「未知」だから
前提として、結婚時に収入の不安はあります。例えいくら稼いでいても拭えません。
理由として、基本的に収入が多いと生活水準が高く、収入が低いと生活水準が低いから。両者の生活を徹底して比べないかぎり、不安感は同じです。
つまり相対的に誰しも不安があるということで、結婚という「未知との遭遇に対して」の不安があるのです。
街ゆく人はみな結婚と子育てによって存在している
少しだけ話がそれますが、
街を歩いてると、一体何人の人とすれ違うでしょうか?
すれ違う人の数だけ、出会い〜結婚までのストーリーがあり、子育てのストーリーがあります。それは今の僕らでは考えられない程の時間と、ドラマの連続。
何が言いたいかというと、「みんなやれてる」ってことです。みんなやってるから大丈夫!なんて軽いことは言いません!
しかし結婚とは「新たなコミュニティ」に足を踏み入れるということなので、車の免許を取ったら「車社会」に入るのと同じぐらいの感覚なんです。
先を考えすぎて足ぶみしても仕方がありません!
低収入婚をした我が家
収入に話を戻します。
僕は世帯年収350万円ほどで結婚しました。結婚当時の僕の手取りは16〜18万程度。(当時は社会保険もなく、そこからさらに健康保険をマイナスするほど。ボーナスもなし 涙)
正直、国民年金は免除してもらいました。
それでもどこか頭の中にあったのが、「みんなやってるんだから、自分も不可能ではない」という考え。
気合いで乗り切る場面もありましたが、なぜ自分だけこんなに不憫なのか…。と、周りと比べてツラくなることもホントに多々ありました。
つまり、不安 = 人との比較から
根性論ではありません。
確かに年齢問わずお金持ちはいます。
自分よりずっと歳下でも豊かな生活をする人をたくさん見ました。
しかし今自分がそうでないなら、認めるしかありません。
結婚において僕自身が収入に不安を抱えていましたが、そんな豊かな人と「比べる」のが原因なことがほとんど。何もブランド物を比べていたのではありません。
例えば、家庭を持つと僕が一番必要かな?と感じていたのは「車」でした。
多くの人が所有する車ですが、現状を考えると到底ムリでした。
隣の芝生を見て人と比べていましたが、実際には必要と不要をシビアに見極める必要があります。
お金持ちほど節制してた
そんな中、様々な夫婦を見ているとあることに気づきました。
例えば車を所有している家庭は駅から遠い場所に住んでいたり、市街地ではコンパクトな家に住んでいたり……。
つまり豊かそうな人ほど出費を絞るところは絞る、というメリハリスタイルだったということ。
他には、ある豊かなご家庭がディズニーランドに行く話を聞きました。しかし宿泊は大体キャンプにするそうです。
その家庭はほぼ「旅行 = 行き先 × キャンプ」 で宿泊代を浮かせています。
(初期費用はかかりますが 笑)
要するに、いくら稼いでも不安があるから皆さん工夫して家を回しているんですね!
結婚するための収入の目安とは?
ここまで来たら結婚に不安なし!という収入目安はない
当然ですが、目安はありません。僕ら夫婦は世帯収入380万ほどで結婚しました(2011年当時)。
今はどうにか世帯収入470万程度まで増やすことができています。
収入は夫婦で作るものです。
それも長い時間をかけ、積み上げていくもの。結婚とは長い時間をかけて二人で作っていくものだということを忘れてはいけません。
収支が赤字なら対策!黒字ならとりあえず不安はナシ
今一人暮らしや実家暮らしの方も、家計が赤字でないならきちんと家を運営できる可能性は高くなります。
ちなみに我が家は赤字の月もありました。
特に結婚当初はお金も貯めず旅行したり、とにかくお金を使っていました。
それは良いのですが、無計画に使ってしまい支払いに焦ったりということも多々。
つまり支出を把握できている人は結婚後もひとまず安心といえます。
我が家の実際の生活費の目安はこんな感じ
それでは結婚後の生活費にはどのような項目があるのか、考えてみましょう。
2023年現在の我が家の支出項目をザっとまとめています。
項目 | 費目 | 予算 |
主な | 固定費住宅ローン(管理費込み) | ¥68,000 |
学費、習い事費 | ¥45,900 | |
光熱費 | ¥20,000 | |
交通費 | ¥21,000 | |
通信費(ケータイ3台、ネット、サブスク) | ¥14,550 | |
共済、保険 | ¥6,000 | |
ウォーターサーバー | ¥3,190 | |
貯蓄 | ¥40,000 | |
固定費計 | ¥218,640 | |
変動費 | 食費 | ¥35,000 |
日用品 | ¥5,000 | |
小口(交際費、おでかけ費、外食費) | ¥30,000 | |
予備費(急な出費対応) | ¥10,000 | |
変動費計 | ¥80,000 | |
支出合計 | ¥288,640 |
高いと見るか、ゆとりがあると見るかは人によって違うと思います。
ちなみに小遣いは、お互いが家に決まった額を入れて、残った分を小遣いにする感じです。
小遣いが厳しい月もありますが、そんな時は変動費や小口から出します。
今でこそ子に習い事もさせてますが、数年前では到底ムリな家計です。
自分達にとっての贅沢はできなくても、「子には充実させてやれてる」という自負があるので頑張れる感じですね!
収入が不安定だと結婚生活にどんな影響があった?
僕はサービス業なので、繁忙期と閑散期にどうしても収入が不安定になります。
なので少しでも多いときに閑散期のための蓄えをしていました。共働きでは目立たない出費も、子ができて1馬力になったら影響が大!
その頃は「今いるもの」、「今いらないもの」をハッキリ区別し、余裕のあるときに買う、という連続。
正直、いつになったら余裕ができるのか……と途方に暮れた時期もありました。
しかし泣けど笑えど、苦しい現状も一生は続かない!ということもわかっていました。
結婚はまだ芽が出たにすぎません。時間をかけ、どんどん良くしていくものですよ!
結婚後のお金のトラブルと解決策
ここでは結婚後、実際に我が家が直面したマネートラブルをご覧ください。
二人の収入差によるトラブル→話し合うこと必須
僕のほうが収入は多い分、当然負担するカテゴリも多い。
例えば支出の6〜7割は僕が負担、という具合です。
理由はわかるし、受け入れてます!が、なんだかな〜…と思う瞬間はありました。
ついついケンカもしましたが、多くの家庭はそのようにな壁に直面しています。
投げ出してはなりませんね。
小遣い制でのトラブル→良識の範囲内で交渉する
男性は”小遣い制”と聞くと「ついにきたか……」と思う人が多いですよね。僕もそうでした(笑)
小遣い制 = 奥さんに家計を握られる
ということではありません。別に僕ら旦那が管理しても良いのです。しかし今まで「自分の収入は自分のもの」という意識だったので、小遣い制では「お金を握られた」ついついと思ってしまいました。
また小遣いは交渉もOKでしょう。家計はあくまで二人で回すものです。
ちなみにうちの奥さんは「収入が上がったら(支出が少ない月は)小遣いを増やす」という制度にしたので、例え自分に小遣いがゼロでも、僕にはしっかりリターンしてくれました。
男前でしょ?うちの奥さん(笑)
給与を全て公開することでのトラブル → 諦めた
また、僕は給与口座はもちろん明細まで渡すことにしたので、ガッツリお金の全てを知られることに。
(僕だけかもしれませんが)お金の全てを奥さんに知らせるのは、自分の力量の全てを知られる気持ちになり、プライドが傷つく時も…。
給与が低いからと言ってどすぐどうすることもできなかったのも、余裕がなく言い合いになる事もありましたね。
しかし現実を知ることも大切!投げずに協力し合うしかありません。
ちなみに今現在は、決まった額をお互いが入れているので、奥さんが給与の全てを知ってるワケではありません(笑)
この辺りはやり方でしょう。
4-3. 結婚後にお金を貯めるためのコツやポイント
貯金目標を設定する
何ごとも目標は大事です。
今の原状を考えたら貯金なんて不可能!と思っていても、どこかしらに突破口はあります。
我が家は「子ども手当て」を貯金に回しました。ただ、急な出費で下ろす時もありました。
また、全額はムリでも先取りで1万円を貯金。翌月は五千円……こんなふうに、笑うような微々たる額でも「必ずする」のがおすすめ。
ポイントとして、ある程度まとまった額が貯まると、不思議と勢いに乗るところ。
例えば、0からの貯金が一番メンタルをやられるんですが、10万とかになると次の20万が見えてきます。
- 0→10万・・・とてつもなくしんどい
- 10万→20万・・・あれ?いけそう!
同じ10万を貯めるのでも、全くツラさが違うんです!
これは気持ち的な余裕がそうさせるのでしょう。また、せっかく頑張って貯めたお金を守りたい意識も出てくるからです。
まずは少額でも貯めてみるのがおすすめ!
カード払い(キャッシュレス払い)をやめて現金化する
全てではありません!
我が家は主にカード払いと現金払いを以下の項目で分けています。