収入が少なくて結婚に踏み切れない…
収入が少ないと結婚を諦めるしかないのだろうか…
自分の収入で実際に結婚できるのか、ちゃんと生活していけるのか…。とても不安に思うのではないでしょうか。
もちろん僕もそうでした。
それもそのはず。なぜなら結婚前は、結婚している人はみんな、「自分よりもずっとずっと稼いでいる人」だと思っていたから。
それは誤解です。
いざ結婚してみると、単に収入だけでは語れない結婚の側面が見えてきました。
この記事では、実際に結婚生活をしてみてわかった「低収入の結婚事情」をお伝えできたらと思います。
またこの記事を読み終えると、今、仮に低収入でも結婚に前向きになるでしょう。
それでは参りましょう!
低収入が原因で結婚を諦める背景
まず大前提として、「低収入の自分が悪い、情けない」なんて思うのはナンセンスです。
そもそも「低収入」ってどこから?
当然ですが20代、30代、40代…と、年代によって「低収入」の基準は変わります。
ここからが低収入!という定義はありませんが、一般的には年収300万以下が該当するようです。
令和2年分 民間給与実態統計調査 | 国税庁によると、以下が男女を合わせた年齢別の平均給与額(総年収)になります。
- 20〜24歳:260万円
- 25〜29歳:362万円
- 30〜34歳:400万円
- 35〜39歳:437万円
- 40〜44歳:470万円
つまり今の年齢の平均給与額より少ないなら「低所得」のゾーンに入ります。
ちなみに僕は今37歳で年収は380万程度なので、残念ながら低収入です……涙。
若年層の結婚率低下と低所得化の現状
若年層の結婚率は下がっています。低所得化が理由なのももちろんですが、社会的な価値観の多様化も大きな理由です。
「結婚」にとらわれなくとも、個人の自由やキャリアアップに主をおいた人生もステキです。
また女性が社会進出することで、家事と子育ての両立が難しくなり、そもそも結婚をためらう女性もいます。
女性の社会進出といえば聞こえも良いですが、結婚してからも生活のために働くとなると、やはり負担が大きい。
様々な理由から結婚率の低下は起きているといえます。
収入に対する社会的なプレッシャー
昔は、20代で結婚している人が多かったのに対し、今は30代を過ぎての独身者も増えています。
この背景を収入事情に当てはめると、まだまだ日本では男性が収入のメインを担い、女性が家庭を守るという考えが根強いといえるからでしょう。
そのため、男性はしっかりと稼がなければ!今の収入では結婚なんてムリ!と思ってしまいます。
これが、低収入での結婚に対する社会的プレッシャーの原因の1つといえるでしょう。
低収入が原因で結婚を諦める前に考えるポイント
パートナーとの収入で2馬力になる
自分の収入が低い場合でも、パートナーと収入が合わさることで生活が豊かになり、経済的な不安が軽くなります。
ちなみに僕は25歳、妻は23歳で結婚しました。
駆け出し美容師の僕とアルバイトの妻では、悲しいくらい収入は少なく、若さと無知で乗り切った感じですね(笑)。
それでも生活水準を大きく上げさえしなければ、一人よりずっと豊かになりました。
そもそも女性も低収入
日本では、女性の平均年収は男性の約2/3です(令和2年分 民間給与実態統計調査 | 国税庁)←19ページ。やはりまだ女性の平均年収は男性に届かないのが実情。
(当然例外もあります…!)
また正社員で働く女性でも低収入の場合が多々あります。
つまり男性がメインで収入を得る!という考え方だけに囚われず、協力体制をととのえ、生活を切り盛りすることがカギとなります。
厚生労働省の調査では、女性の労働率は増加傾向にあるものの、男性に比べて非正規雇用の割合が高く、平均賃金も低い。
しかし、女性も働くことで自立を目指し、ゆくゆく収入増の可能性がありますよね。
実際に知人の多くは、結婚前にフルタイムで働いていましたが、結婚後はパートタイムに。
それでも、家計を支えることができ、家庭と仕事を両立することができています。
僕ら男性が奥さんへの協力をすることで家計を回します!
「低収入でツライのは自分だけ」と思ってはいけないわね。
収入にこだわらない人もいる
「低収入の男性とでも結婚したい!」という人はたくさんいます。収入よりも相手の人柄や将来性、近い価値観や共通の趣味などを重視する人が増加傾向にあります。
ただし、結婚後の生活費や子育て費用などがかかることを考え、最低限の収入が必要とされる場合もあります。
僕の知人の話ですが、共通の趣味で知り合ったパートナーと結婚相談所で出会い結婚し、今はカフェをご夫婦で営んでいます。
例え現時点での収入が低くても、相手の人柄や将来性も考え、結婚に至るケースは多々あります。
収入を増やす努力も二人でできる
実際僕も若いときは低収入でツライ場面が多かったです。
しかし、収入を増やす行動や努力も一人ではなかなか動けないことも、二人では行動がしやすくなります。
例えば我が家は、思い切った節約をしてメリハリのある家計を作りました。
僕の兄はずっと同じ会社で働いていましたが、結婚を機に転職に踏み切りました。当時30歳の時です。
一人では転職での環境の変化やストレスも、嫁さんがいてくれたから気が紛れた!と言っていました。
結婚生活に必要な収入の目安は?我が家のケース
結婚当時(2011年)は世帯年収は300万円ほど。第一子ができてからはキツかったぁ〜!
結婚生活に必要な収入は、将来の家庭の生活設計を立てる上で重要です。以下では、収入の目安と家計の見直しについて我が家を参考に見ていきます。
★我が家の実際の収入
ヨシ | 37歳 | 手取り月約25万(変動あり、ボーナスなし) |
奥さん | 35歳 | 手取り月約8万 |
息子 | 9歳 | 小学4年生 |
娘 | 7歳 | 小学1年生 |
住宅ローン | 月60,000円 | |
住居スタイル | 都市部マンション63㎡ 3DK | |
世帯年収 |
結婚生活に必要な収入の目安は、地域や生活スタイルによって異なります。
一般的には「2人暮らしで年収400万円以上」、「子育てをするには世帯年収600万円以上が必要」との調査結果もありますが、実際はどうでしょう。
都道府県により賃金の違いはありますが、個人的な印象では上記の世帯年収はあくまで「豊かな生活を送る目安」だと感じます。
結婚当初から贅沢な暮らしはできなくても、細く長く安定した生活基盤を作るのがポイント。
我が家は以下のように家計の見直しをしています。
家計の見直しと収支の把握
赤字家計はもちろんダメですが、まずざっくりと収支を把握しましょう。我が家が行っている家計の見直し方法はシンプルに以下のような方法があります。
①紙に支出項目を書き出す
②収入に対して特に支出が圧迫している部分を見つける
③その部分に対して対策できないか考える
④ ”②、③”に対して期限を設けて必要かどうかを考える
基本的にはこの繰り返しです。月に1度は当月の変動支出を書き出し、夫婦で共有しておきます。
例えば外食が多くなってしまっている翌月は、食費の予算を下げて節約に努めます。贅沢にはキリがないので、メリハリを意識しながらでも窮屈にならない家計管理がポイントです。
トータル支出を把握していないのは、お金が入っているかわからないサイフを持ち歩くようなもの。ギャンブル同様です。
また家計はパートナーに任せっきり!は良くないです。
お金の管理って結構ストレスで、不測の出費などの対応に追われたり、常に不安との戦い。
「現実を見定める」意味でも二人でするのがおすすめ。まずは細かく把握せずとも、大まかにでも支出を把握しよう!
二人で把握して、お金の流れをクリーンにしよう!
低収入で結婚した人がうまくいってる理由は?
実は結婚のうまくいく、いかないに収入は関係ありません。ではどのような理由で低収入であっても結婚生活がうまくいくのでしょうか。
①物質的な豊かさよりも心の豊かさを
僕自身、結婚当初は物質的な豊かさを追い、持ち物や服装も高価な物を求めていました。
しかし「結婚して子育て」というフェーズに入ると、そうも言ってられません。倹約生活に最初はしぶしぶでしたが、時間をかけることで楽しくなってきましたね。
そんな日々を過ごすと、人間的に成長してくるのが自分でも分かります。周りの人にいい意味で「変わったね」と言われると、改めて結婚の良さを実感します。
②収入よりもお互いの人間性を重視している
収入は使えば減るものですが、人間性は増やすことができます。
結婚相手選びにおいて、収入だけを重視することは、幸せな結婚生活を送る上で必要とは限りません。
今現在収入が高いからといって、将来的にも安定した収入が得られる保証がないのが現代です。
また反対に結婚当初より収入が下がったら……「お金の切れ目が縁の切れ目」になった人も見てきました。
③コミュニケーションを重視している
結婚生活において最も大切なのはコミュニケーション力や人間性です。
実際、2021年に実施された「マイナビウエディング調査」によれば、約6割の人が収入よりも相手のコミュニケーション力や人間性を重視すると回答しています。
コミュニケーションとは話術のことではありません。相手を受け入れる姿勢と、自分の気持ちを言葉で伝えることです。
④収入は増やしていけるという考えがある
結婚時点での収入はさほど関係ないのではないでしょうか。
よほどブラック企業で先行き見込みがない場合は別ですが、二人で協力し、世帯収入を増やしていけば良いのです。
「あなたの収入が低いせいで私が不幸」という考えが常にベースの人なら、切って良いです。
昨今収入なんて低くて当たり前。共働きができるよう協力し合うしか答えはありません。
低収入でも幸せな結婚生活を送っているカップルの事例紹介
(Twitterなど)
低収入でも幸せな結婚をするためのポイント
ここでは収入が少なくても幸せを感じられるポイントをお伝えします。
①将来のビジョンの共有をする
ノリで結婚!も悪くないですが(笑)やはり不安ですよね。結婚前にビジョンを共有するのがベストですが、結婚後でも構いません。肝心なのは、なるべく早い段階で話しておくこと。
別にきっちり実現しなくて良いです。
あくまで大まかなライフイベントを共有しておくと自然と逆算思考になり、2人で同じビジョンを意識して実現しやすくなります。
例えば我が家は、「僕が30歳までに子供が2人」というイベントを共有することで、実現することができました。
もちろん奥さんのパワーもあってこそ。
②コミュニケーションをしっかりとる
結婚生活において、コミュニケーションが最上級に重要です。
先ほどのライフイベントを始め、小さな気づきや変化もコミュニケーションをしておきます。カンペキでなくても良いので、コミュニケーションを取る姿勢があるか否かが大切。
僕らも収入が低かったので、お金に関するストレスや不安が多々ありました。そんな時こそ、お金に関する話し合いやコミュニケーションから逃げてはいけません。
我が家はも、月に一度は一ヶ月の予算を話し合います。
(…えぇ、そりゃ正直面倒ですヨ)。
新婚当初からバリバリ話し合う必要はありませんが、どんな状況でもお互いに気持ちを伝え合い、問題解決に向けて話し合うことが大切です。
③価値観を共有する
「価値観」というと抽象的ですが、一言でいうと「その人の優先順位」で良いでしょう。
「この人(パートナー)は一体何を大切にする人なのだろう?」と探ってみましょう。
例えば我が家の奥さんの場合、
- 規律の良い生活をする
- 前もって動く
- 不安は早めに話して解消する
大きくはこの辺り。えぇ、僕はダラダラしちゃいますが、奥さんは正反対。何でも後回しにすることが最大のストレスな様子。
このように優先順位を知ることで、相手の大切にしている部分がわかり、先持って対策ができます。
男性と女性の違いを言い合うのはナンセンスてすが、上級旦那になるには「奥さんを乗りこなす」のも中々おもしろいものですよ。
④パートナーを尊重する
特に収入が低い場合は、相手を尊重する姿勢が重要です。金銭的な余裕がないことで生じるストレスや不安を、相手に対してぶつけたり、責めたりすることは、関係性を悪化させます。
相手の立場に立ち、お互いに尊重し合うことで、幸せな結婚生活を送ることができます。
⑤生活費を抑える努力をする
生活費にメリハリをつけましょう。
不思議と収入や貯えに余裕がない時ほど、浪費が増えます。理由としては「少しでも何かで満たされたい」気持ちが出てくるからでしょう。
そこで我が家はクレジットカードは固定費のみにまとめ、食費・日用品・小口(レジャー、交際費、外食費など)はあえて現金化しています。
つまり月の予算を先に決めて、現金で払うということですね。
⑥お金のかからないデートや出かけ先に行く
「一歩外に出たら必ずお金はかかる」。
かと言ってもちろん外に出ないわけではありません。
例えばランチを楽しむ日は大きな買い物はせずウィンドウショッピングで目を肥やしておき、反対に買い物の日はランチはやめておく、という感じです。
お金を使うのはとても気持ちいいので、きりがなくなります。
子どもができてからは水筒を持って公園に出かけるなど、小銭も節約するような意識が大切です。
⑦出産までの間にお金を貯めておく
子どもを作る予定であれば、二人で余力があるうちに少しでも貯めておくのが良いでしょう。
昨今は出産の一時金(自治体からの後から支給)も上がったりと体制は良くなっていますが、それでも細々とトータルすればかなりのお金がかかります。
一気にお金がかかるというよりは、長期間にわたって出費が続くイメージなので、細かく支出の管理をしておくと良いです。
低収入での結婚によって得られるものと我慢するもの
得られる:パートナーや家族との協力や絆
低収入での結婚でも、協力し合うことでパートナーや家族との絆を深めることができます。
確かに困難は多いですが、二人で乗り越えられるというメリットがあります。
結婚当時の我が家は、世帯収入は350万程度でした。二人の時は何とも思いませんでしたが、子供ができてからとにかく余裕がありませんでした。
出産を期に仕事を退社した奥さんは子育てに3年励みました。つまりその間は僕の1馬力でとても苦しかったです。
ケンカもたくさんしました。原因は主に僕が自由すぎたせいもあります(笑)
それでも投げ出さずに向き合うことで、少しづつ良い方向に向きました。一人ではどうすることもできなかったですね。
得られる:結婚によって得られる法的な権利
法律的にも結婚・子育て家庭は優遇されるものもあります。
- 扶養控除
- 配偶者控除
- 子ども手当ての支給
ご存じかもしれませんが、「扶養控除」は被扶養者(主に妻、子)が、扶養者(主に夫)の社会保険や健康保険に入る事で節税につながる制度。
「配偶者控除」は、一定以下の所得金額の配偶者がいる納税義務者の所得控除です。つまり所得税が安くなります。
我が家の奥さんはパートタイムですので、所得はあえて扶養の範囲でおさめています!
その他にも様々な権利(相続権、住宅ローン控除などなど沢山!)がありますが、そちらはググっていただいたら詳しく出ます。
まとめると、低収入での結婚には、得られるものと我慢がいるものがあります。
きっちりとした取捨選択をしていきましょう!
我慢する:経済的負担の増加と不安定さ
ある一定の貯えができるまでは不安が多いでしょう。
実際に我が家も貯蓄ゼロ時代は、不測の出費に対応ができず苦労しました。
そこで奥さんがパートに出だしたタイミングで細々と貯蓄を開始。50万をどうにか貯めれた時は精神的なゆとりが大きくなりました。
通帳を眺めてニンマリして、頑張りを讃え合いました(笑)
我慢する:車は持たず、小さな家からの生活→格安マンションを購入
都心部で暮らす我が家にとっては、車はとても贅沢なもの。子供ができてからは電車の移動がイヤで、車の購入も検討しました。
しかしお金のかかる車は持たなくて良かったと心底思います。
当然、車がないと生活できないエリアに住んでいると話は別ですが、その分別のものを手放す覚悟はいります。
無くなれば無くなったでどうにかなります。とにかく生活コストや固定費の出口を少なくシンプルにすることが重要ですね。
低収入だと結婚相手を見つけるのが難しいと感じている人へ
では低収入でも結婚のきっかけをにはどうすれば良いのでしょうか?
低収入でも婚活できる方法とは?
厚生労働省の調査によると、20代から30代の独身者の約半数が婚活をしているとされています。また、結婚相手に求める条件において「収入」は重要な要素の1つですが、他にも「人柄や性格」「趣味や価値観の合う人」「容姿(清潔感)」などがあげられています。
婚活市場において、「収入」は重要な要素の1つですが、それ以上に大きな要素があることを見逃してはいけないですね。
そこで自分自身の魅力をアピールすることや、結婚相手に求める条件を明確にすることが重要です。
とにかく動いてみて出会いの場を増やすことも大切です。婚活パーティや街コンに参加するのもとても良い刺激となります。
ネット婚活や結婚相談所の活用法とは?
ネット婚活や結婚相談所を活用し、低収入でも結婚相手を見つけることができます。自分自身の条件に合った相手を選ぶことができ、プロのカウンセラーにアドバイスももらえます。
結婚相談所の業界調査によると、低収入者でも婚活を行う人が増えていることがわかっています。
例えば、結婚相談所を展開する株式会社IBJが行った調査によると、収入が300万円以下の会員が増えており、その割合は10年前の約2倍にも上っているそうです。
また、低収入者向けのプランも増えています。
このように、結婚相談所では低収入でも婚活ができるようにサポートされていることが分かります。
しかし、結婚相談所は費用が高いため、ネット婚活などの手軽な方法もあわせて活用するのがおすすめです。
低収入でも結婚相手を見つけるためのコツとは?
収入以上に見られるポイントがあることは先ほどお伝えしましたが、やはりいかに自己アピールをするかが大切です。
収入や職業に関係なく、自分の魅力をアピールすることで、相手に自信を持ってアプローチすることができます。
婚活サイト「Omiai」の調査によると、年収300万円未満の男性でも結婚相手を見つけることができると回答した女性は約4割に上ります。
また、結婚相談所では、必要な条件として「高収入」よりも「経済力」という言葉が使われるようになってきており、収入だけでなく、相手に与える印象や価値観が重視される傾向があることがわかります。
いわゆる「3高」なんてもう昔の話です!
低収入だからこそ重視すべき結婚相手はどんな人?
①収入よりも人柄や性格を重視している人
重ねますが、やはり人柄や性格といった内面をパートナーに求める人です。
結婚相談所の調査によると、収入が高い人と低い人では、結婚後の離婚率に大きな差はないとされています。
当然、高収入でも相手の人柄や性格が合わなければ、幸せな結婚生活は送れません。
以前妻に言われたのが、「優しさや人柄はお金では買えない」という言葉です。
むしろ、収入よりも相手の人柄や性格を重視する女性が増えていることに間違いはありません。
②今の収入より将来性を見る人
将来の収入アップの可能性がある職業やスキルがある人も人気です。
ごく一部を除けば、みな若いうちは収入など低くて当たり前です。
以前お客さん(女性)で「彼氏には貯金あるか聞く!」という人がいました。そこまでは良いとして、では貯金がなかったら?と聞くと、「別れます!」とか言う有様。
それ以来5年ほど経ちますが……、今も独身のまま。印象としては、「ずっと変わらないままの1個前ヒト」、という感じ。
(悪口言ってゴメンね…事実だから…)。
③家計やお金のやりくりについて話し合える人
収入が多い分、浪費も多い家庭は山ほどあります。反対に収入が多くても、倹約に努める家庭ほど上手くいきます。
どちらにせよ、お金の道筋をしっかりと二人で考えられる夫婦がカッコいい夫婦です。
日本経済新聞によると、夫婦間の金銭に関する感覚の不一致が原因で離婚に至るケースが増加しているとの報道があります。
つまり収入の多い少ないよりも、お金についてのコミュニケーションが出来ず、感覚のズレがあるために離婚に至る、とうことですね。
④ポジティブな明るい人
「笑う門には福来たる」。
とにかく考え込みがちな男性に対して、ポジティブで明るい女性は思ってもみない世界を見せてくれます。
第一印象として、
- 言ったことに笑顔で即反応
- 何でそんなに?というぐらいの切り替えの早さ
- かまってほしさに愚痴を言わない
といったところ。
当然「起きてる間ずっと明るい」ワケはないですが、ネガティブ系男からすると、ほんとにありがたいパートナーになります。
⑤自分の苦手な分野が得意な人
分野というとカタいですが、要は自分が「頑張らないと出来ないこと」を普通にやっちゃう人です。
例えば、僕は人見知りのコミュ障です(笑)。しかし奥さんはコミュ力高めなので、ありがたいことに僕も友人が増えました。
反対に奥さんは大雑把ですが、僕は割と繊細で、細やかな気づきに対して「そんなに?」と思うぐらい感謝されます(笑)
何が言いたいかというと、自分にないものを補い合うバランスで夫婦は上手くいくということ。
シーソーのように二人で補い合いながら釣り合いを保てるパートナーとは対等に暮らせていけるものです。
お金よりも大切なものを見つめ直そう!
結婚生活をしていると、お金よりも大切なこと、幸せなことが沢山あると気づきます。反対にお金ばかりに気持ちを向けていると、全く気づけないようなことです。
以下ではお金よりも大切さを感じたことや、お金がなくても幸せに暮らせる人たちの共通点について解説します。
気持ちのつながりで強くなれます!
結婚は夫婦を強くしてくれます。僕にとって結婚の一番のメリットはここ。
一人だった頃はクヨクヨすることも多かったんですね。けど自分の帰りを待ってくれている嫁さんがいて、ご飯を作ってくれていたり…。
「一人の女性」がきちんと自分のことを受け入れてくれている、という事実は何事にも変え難い自信になります。
実際にウチの嫁さんは、クヨクヨする間を与えないほどのポジティブ人間。一人だとネガティブになる人も、パートナーがいればネガティブになる暇も与えてくれません。
低収入でも充実した結婚生活をスタートさせるには?
貯えがないからといって、結婚生活をスタート出来ないわけではありません。以下では低収入で結婚をスタートした僕らの工夫を解説します。
結婚披露宴をしなかった
僕らは結婚披露宴をしていません。多くの参列者に祝ってもらえなかった代わりに、家財道具を充実させました。
披露宴となると当然、巨額なお金がかかるのと、一番の理由は照れくさかったからです(笑)
そこでやったのが「フォトウェディング」なるもの。
内容はシンプルに、
- プロカメラマンに写真を撮ってもらう
- 挙式をするなら小さな結婚式もしてもらえる
というプラン。(式はしませんでした)。
「どうしても式が希望」なら別ですが、ロケや会場で写真を撮ってもらうだけでも(恥ずいけど…)ケジメはつきました。
リサイクルショップを利用しインテリアや家具を見つけるのも◎
インテリアや家具は、高額なものが多いですよね。中古なんて絶対イヤ!という場合以外、ものによってはOKなものもあるでしょう。
また今話題の家具のサブスクもおすすめ。
初期費用をおさえるなら使ってみても良いでしょう。
低収入だからこそできる、幸せな結婚生活を送る心構えとは?
低収入で結婚を諦めた人へ!:まとめ
★金銭的な豊かさよりも、人間的な豊かさを大切にする
★相手を大切にし、お互いに支え合う
実際に、日本政策投資銀行が2018年に行った調査によれば、収入が少ない家庭ほど家族との信頼関係が強く、幸福感が高い傾向にあります。
一緒に過ごす時間を大切にすることで、お互いの存在をより深く感じることができます。また、お互いの信頼関係が強く、幸福感が高い傾向にあることが、調査によって示されています。
感謝の気持ちを持ち続けることが、幸せな結婚生活につながる理由は、科学的にも証明されています。
低収入でも幸せな結婚生活を送っているカップルには、お互いを大切にし、支え合う姿勢が見られます。収入が低くても、家計を管理することで互いに協力し、節約しながら生活を楽しむことができます。また、時間や愛情を大切にし、一緒に過ごす時間を大切にすることで、お互いの存在をより深く感じることができます。
★感謝の気持ちを持ち続けることで、幸せな結婚生活を送ることができる
感謝の気持ちを持ち続けることで、幸せな結婚生活を送ることができる理由は、お互いの気持ちがより良好になり、相手を大切にすることができるようになるからです。
相手に対する理解や価値認識を深め、お互いを大切にする気持ちを生み出すからです。感謝を伝えることで、相手との関係がより良好になり、幸福感を感じることができると考えられます。